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プロフィール
リョウマ
リョウマ
リョウマは、我が家のインコで、3代目になります。
丈夫に育つようにと、娘が強そうな名前をつけたのです。
でも、臆病で、ちょっぴりお馬鹿さんのところが可愛いのです。

牛伏川の石積み堰堤

2012年10月23日

 リョウマ at 21:19  | Comments(2) | 山歩き
厄除けの「牛伏寺」の南を流れ下る牛伏川の石積み堰堤を見に行きました。
お寺は、ごふくじ。 川は、うしぶせがわと読むのです。

駐車場を出ると、すぐ階段状の流れが目に飛び込んできます。
説明板にフランス式階段工とあります。

「大正5~7年に作られ、延長141mの間に19段の階段状の流路がある。」
と、書かれています。
岸辺の草はきれいに刈られ、流れの中も清々しい感じです。

いま10:30ですが、全体の配置図面を見て、
できたら一番上流の地獄谷まで行こうと思います。(クリックしてね。)

前から、見たいと思っていた場所なので、
説明板を読んだり、写真を撮ったりしながらゆっくり登っていきます。

右岸にキャンプ場があります。 この辺もきれいに整備されてます。
流れに飛び石を沈めてあるので、容易に川を渡ることができます。


これは、根止石積堰堤と言って、明治18~22年に作られた施設だそうです。


11:00です。 木の名前が分かりませんが、食べられる実でしょうか?

いろいろな木に説明板が付けられています。
ミズキ、カンボク、マユミ、ズミ、エンコウカエデ、ハリエンジュなど。
なかでも、ハリエンジュ(ニセアカシア)は建設時に植えられたものですが、
大きくなった木が倒れるとき、地盤を崩壊させるという害があるので、
少しずつ取り除いて元々あった樹木に変えているそうです。

この辺りから、川幅が狭くなり、車道は無くなりますが、やはりきれいに整備されています。
  

  




さらに登ります。 ここまで約1時間です。
 

ニセアカシアの木に、巻き枯らしの処理をしてあります。 
水量は少なく、歩道は木の階段で、シカの足跡が多く見られます。
 

11:45 地獄谷の堰堤に着きました。 
この上流は堰堤が土砂に埋もれているそうです。右の写真がそうです。
  

見晴らしの良いところに出ました。
手前が松本カントリー、西方の山々は雲で見えません。

12:00です。 お昼を持ってこなかったので、帰ることにします。
来たときとは違う道を帰ろうと、石切り場と言うところまで登ってみます。

明るい広葉樹の林に、道順を示す青や赤のテープがあります。


向うに、赤いものが翻っていると思い、近づくと鯉のぼりです。face08

13:00 ここが石切り場です。 
展望がよく、右下には中山霊園が見えます。  
斜め左下に降りていくと、尾根道のようになってきたので、さらに降ります。
     

途中に、「牛伏寺~鉢伏山」の道標があり、少し下に獣防止の柵があります。
柵に沿って下りますが、結局この道は柵の内側に入るのです。 14:15です。

柵内の道を、どんどん下ります。
向うが明るくなって、最後の急坂を下りるとダム上の駐車場です。
道標があって、「鉢伏山 5.7km」とありました。

まだ、紅葉には早いダムの写真です。

ここから、牛伏川の駐車場まで歩きます。 
14:40到着でしたので、4時間ほど歩いたことになります。

また、来たいと思います。
明治・大正の石積み施設が、今も健在でこの谷間を守っているところを。
石積み施設が、山や川に融和した独特な景観に会うために。