子檀嶺岳を歩く
子檀嶺岳(コマユミダケ)、読むことが難しい山ですが、いつもの仲間と登って
きました。
青木村の道の駅から見たところです。
ちょっと変わった恰好をしていますが、山頂まで1時間30分ほどの歩きやすい山でした。
松本駅――田沢―― 西条―― R143号― 青木峠 9:50 登り始めます。
フキノトウ です。少し開きかげんですが、日当たりの良い斜面にありました。
緑の少ない今の時期ですが、登る途中で、ニワトコの芽吹き、
ヒカゲノカズラなどが見られました。
よく見かける蝶のさなぎ、 裸木や枯れ草の山では、目につきます。
何という蝶でしょうか。
ダンコウバイ 尾根や山頂で見かけました。
葉芽の展開に先駆けて、黄色い花を咲かせます。
茎を折り取ると、ツンとした香りが漂います。良く似た「アブラチャン」は、「花茎が長い」と教わりました。
山頂です。 曇り空のためはっきりしませんが、塩田平の田畑や
ため池が見えます。
お昼休みの後、下山します。
尾根の付近は広葉樹、マツタケの止め山もあります。
間伐して間もないため、林の中は見通しが良いのですが、
雑木などが少ないのは残念です。
登り口に、12:30到着です。
もう一山と、行きたいところですが、雨が降りそうなので
近くの大法寺を参拝します。
国宝の三重塔です。
見返りの塔とも言われ
古くから親しまれているそうです。
シダレザクラが咲きはじめて
います。
境内には、
赤いよだれかけの
六地蔵様、ユーモラスな
羅漢の石像、カヤの巨木、
足元の小さな草花など
心が和む風景に満ちています。
境内の梅林の向こうに、夫神山(オガミヤマ)が見えました。
今日登った子檀嶺岳(コマユミダケ)と、十観山(ジュッカンヤマ)で
青木村三山と言うそうです。 また、来たいと思います。
帰りは、田沢温泉の
有乳湯(ウチユ)を楽しみます。
石畳の坂道に沿った、落ち着いた感じの温泉街です。
ぬるめのお湯に浸かって、ゆったりとくつろいで帰ります。
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