元日は、朝から久しぶりの好天気です。
遅めの朝食後、近くの霧訪山へ行ってみます。
10:20
山の神自然園に車を止めて、歩き始めます。
暮れに降った雪が雨で溶けたりして、道にうっすらと残っています。
「山の神様」も、松飾りで新年の装いです。
今の時期には珍しく「
たまらずの池」に水があります。
池の脇には「登山口 5分」の表示です。
11:00 鉄塔のある尾根を通り、倒木を利用したベンチで一息いれます。
11:35 尾根に標識があります。 あと20分で山頂です。
すぐ近くの林の中に、目を引く大きな木があります。
近寄って見ると
「ブナ」です。
標識に「ブナの分岐」と書いてあるのに、いままで気づかなかったのです。
木々に葉の無い冬場だったので、気がついたのです。
幹に両手をまわして計ってみます。 手に余る分を足して、
胸高周囲がおよそ220cmでした。
男坂・女坂の分かれ目です。 急な男坂も雪があると歩きやすいのです。
11:50 山頂です。 1305.4mとあります。
山頂からは、南東方向が雲が少なく見ることができました。
左の写真は、車山と蓼科山。 右が高ボッチ・鉢伏山・美ヶ原です。
登り口の手前で走って私を追い越して行った
若者が、頂上で休んでいました。
聞いてみると「北小野の登り口まで往復してきたところです。」と言います。
驚きました。 トレイルランニングだったのです。
若者は地元・西条の人で、山の様子を良く知っていたので、
大芝山経由で降りる道を聞き、帰りはそのルートにします。
11:50 まず大芝山を目指して出発します。
12:50 大芝山へ到着です。 1219mとあります。
このあたりから雪が深くなり、人の足跡も無くなったのでスパッツを着用します。
13:00
大芝山肩 の標識です。
車のところまで、あと1時間ほどで行けそうです。
この辺は、ほとんど尾根を歩く道です。 山の獣も歩きやすい道らしく、
カモシカ、キツネ、ウサギなどの足跡が雪の上に刻まれています。
13:15 洞の峰です。 この山は、標識が整備されているので助かります。
ここは、眺めの良いところです。
直下の西条集落や 右写真の中山霊園・戸谷峰・松本市街など。
ここから下りの尾根を歩き、 13:35 マツやヒノキの林を抜けて行きます。
ほどなく、未舗装の車道に出て、少しして山の神自然園の駐車場に出ました。
13:50 到着です。
登り 1時間30分、下り 2時間 歩行時間 計3時間30分でした。
途中で会った人は、トレイルランニングの人、若い女性の2人組み、60才代の1人でした。
もっと早い時間に来れば、初日の出参拝の人が何人もいたことと思います。
新年から天候に恵まれ、山歩きを楽しめた上々のスタートでした。