浅春の霧訪山から大芝山へ

リョウマ

2016年02月21日 20:26

2月19日(金)9:00 車の温度計は5度C 3月中旬並みという陽気に誘われ、
気になっていた1月末の雨氷の影響を確認に行きました。
         
9:30 下西条「山の神自然園」の手前、「野っ原」 に立ち寄ります。

日当たりのよい原野は雪が溶け、送電線の向うに「滝嵐の峰」が見えます。

林道には、雨氷で倒れたアカマツを切り分けて通行できるようにしてあります。


9:45 山の神自然園の入り口に駐車、歩き始めます。


矢沢川沿いの遊歩道は雪が消えているが、セツブンソウはまだです。


「たまらずの池」 氷が解け、さざ波の立つ湖面は青く透き通って。


霧訪山登り口には、雨氷被害のアカマツの倒木。


登山道を登るにつれて、被害にあった倒木が次々と現れます。

道をふさいでいる倒木。 迂回するか、乗り越えるか?

何箇所か倒木を避けて、10:30 最初の鉄塔です。 西風がやや強く当ります。


ここから尾根歩きです。道をふさいでいる木は少なくなりましたが、幹の上部や途中から折れたアカマツの木が目立ちます。


11:10 ブナの分岐です。

昨年たくさんの実をつけたブナの大木は、安泰です。

男坂を登って、11:25 霧訪山(1,305.4m)に到着です。


南東は晴れて、霧ヶ峰~蓼科山、八ヶ岳などがきれいに見えます。


ふと見ると、地元の皆さんが、新しく「鐘」を設置したのです。

「子供や孫たちが元気で過ごせますように。」 と、鐘をつきます。

まもなく、2人の女性が登ってきました。 
善知鳥峠から大芝山を通ってきて、やはり倒木が多かったそうです。
12:00 簡単な昼食を済ませて、大芝山へ向かいます。

12:30 来る時に、「野っ原」から見えた、滝嵐の峰に着きました。


鉄塔と鉄塔の間に、「野っ原」が見えます。


少し進むと広葉樹の林になり、カタクリ・ニリンソウなどが多い尾根道です。


雨氷の被害は、ほとんどクリの木です。 堅い木のため折れやすいのでしょう。

広い尾根ですので、迂回して通ります。

12:45 大芝山(1,210m)です。 


13:00 「大芝山の肩」に着きました。 ここで善知鳥峠への道と分かれます。

洞の峰経由で、自然園へ向かいます。

13:10 洞の峰に着きました。

折れた広葉樹の脇で、下西条から塩尻市方面を撮ります。


さあ、下ります。 右へ行くと下西条ですから、自然園へはまっすぐ行きます。


送電線の巡視路を下り、二つ目の鉄塔から西を見ます。


まもなく、右手へ行く道へ入ります。

この辺はカラマツ林ですが、やはり倒れて道をふさいでいます。

13:50 山の神さま(女神)の鳥居。奥に小さな石造りの祠が鎮座しています。


少し歩いて、舗装の林道へ出ると、車を置いた「自然園」に 14:15到着です。
雨氷の倒木はありましたが、なんとか通り抜け、一周できて良かったです。 

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