友達に誘われて、 小谷村でのスノーシューに参加しました。
夜半からの雪降りで、柔らかな新雪を踏んで歩く一日となりました。
10:00 牛方宿からスタートです。
ここは、冬はお休みで、雪が軒先まで積もっています。
「青い旗」は主催のJAFさんのものです。
ここには、ずいぶん前、夏に来ただけで土地勘がありませんが、地元のガイドさんが案内してくれるのです。
まず、
塩の道にもなっている、ノルディックのコースに沿って進み、帰りは山の尾根を歩くのです。
コースの途中で、ガイドさんが説明しているところです。
「頑張って歩けば、山頂でおいしい
アメをごちそうします。」と期待させます。
雪に埋もれた百体観音を通過し、尾根を登って行くところです。
山中で、小学生ぐらいの子供達を交えた20名ほどのグループに会いました。
スキーを履いたり、ソリを持った元気なこどもたちです。
広い尾根を歩いて行く途中、雪の降るナラやモミジなどの林です。
(クリックして大きくしてね)
これは何でしょう?
山繭蛾(ヤママユガ)の蛹。 天蚕とも言うそうです。 ガイドさんが見せてくれました。
そして、お楽しみの
アメと言うのは、「
キハダを入れた水あめ・
クロモジのお茶」でした。
両方とも山の幸です。
キハダの樹皮は百草丸の原料で苦いものですが、水あめに溶かしこんでほど良い香りと甘さ。
クロモジは、乾燥した枝を煎じたもので、やはり香りを楽しむのです。
こういう使い方もあることに、驚きました。
牛方宿まで戻って、午後から栂池ウッドチップロードの方へ行きます。
雪が本格的に降り出したため、約1時間に短縮したコースになりました。
途中で、ガイドさんから教わりました。
ツルマサキが広葉樹に巻きついて、ここだけが
緑色に見えます。
次は、
ミズキです。枝が水平に広がり、白い細かな花がつく木です。
この枝に、米粉の「マユダマ」を刺して、
ドンド焼きに使うそうです。
(うちの方では、柳の枝を使うことが多いです。)
カモシカに出会うことを期待し、
親沢川の崖上まで進みました。
カモシカには会えませんでしたが、なぜか、みんな前方を見つめています。
少しだけど、陽が射して白馬村との境界にある山が見えたのです。
(山の名前は忘れましたけど。)
はっきりしませんが、山並みは分かりますので、クリックしてみてください。
こうして、3時間ほどのスノーシューでしたが、新雪を存分に楽しむことができ
感謝です。
JAFさん・村のガイドさんたち お世話になり、ありがとうございました。