秋の爺ケ岳に登る

リョウマ

2012年10月10日 23:22

山好きな友達に誘われて、初めての爺ケ岳です。
6:30 扇沢駅近く、籠川沿いにある登山口を出発。

7:20 急な坂を登ると、「八ッ見ベンチ」とあり、素晴らしい眺望。
カメラ片手の女性に聞くと、「正面が針ノ木岳・左手に蓮華が見える。」と教えていただく。


さらに進んで、7:40 「駅見坂」とある場所で、左に蓮華岳、右に針ノ木岳をパチリ。
下方には、扇沢の駐車場が見えます。

安曇野から見ると、針ノ木岳は蓮華岳の陰に隠れているようです。


 
7:50 彼方の稜線に、赤い屋根の建物が、「種池山荘」とのこと。
(クリックして大きくしてね。)


道沿いには、赤い実をつけたゴゼンタチバナ


8:30 「一枚岩」を通過、 まもなく鮮やかな紅葉が目につくようになります。


 9:30 「ガレ場」を通過。
10:00 種池山荘に到着ですが、この辺りから霧が濃くなってきます。
 

降りてきた人からは、「稜線は風が強く、寒い。」と、教えられる。
予備のチョッキに手袋、寒さよけの雨具を着込んで出発です。

稜線はハイマツ帯です。
霧が無ければ、周囲の山々が見えると思うのですが、黙々と進むだけです。


10:50 降りてきた人から、「少し上に、ライチョウがいますよ。」と教えていただく。
いました。3羽見えます。 家族でしょうか?
思いがけない「霧の贈り物」です。


気を良くして、歩くうちに霧も少しずつ晴れてくるようです。
11:05 爺ケ岳中峰の標識です。


11:20 山頂(2670m)です。 
  
  

霧の晴れ間に撮った「針ノ木岳」と頭だけの「鹿島槍」です。
             

南峰(2660m)への道です。 帰り道に登ってみます。

山頂でゆっくりしていたので、12:30出発です。

来る時は、気づかなかった「シラタマノキ」です。

稜線では、チングルマ・ガンコウラン・シャクナゲなどが、ハイマツの間に目につきます。

日の短い時期なので、帰りを急ぎます。
大分下がったところで「リンドウ」 です。   木曽五木のひとつ「ネズコ」です。
 

ネズコは、クロベとも言い、「この木が多いことから黒部の名がつけられた。」と聞いたことがあります。

16:30 だいぶ歩いて、ようやく登山口に到着です。

登るときには、気がつかなかった看板です。
標高1350mとあり、頂上が2670mなので、標高差 1320mです。
時間は、登りに4時間40分、下りに4時間20分 ちょうど9時間かかりました。
 

あす以降の、筋肉痛が気がかりなジイサンの爺ケ岳登山でした。

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