からたきの峯に登る

リョウマ

2012年09月25日 14:35

「からたきの峯 市民登山」 の募集があったので参加しました。
からたきの峯(標高1857.7m)へ登るのは初めてですので、
どんな山か楽しみです。

案内していただく人も入れて、40数名ほどの人員で登山口へ向かいます。
小曽部川上流の白滝を過ぎた辺りの広場に車を止め、8:45 出発です。

ここから、送電線の巡視路を登り、林道に出たら、この看板の処を登ります。


道端には、そば打ちのつなぎに使うというオヤマボクチ・可憐な白い花をつけた
オトコエシ・黄色のアキノキリンソウ・薄紫のノコンギクなどが、足元に咲き乱れます。
  

9:20 新池に着きました。 ここは、二重稜線で成立した凹地だそうです。
以前は、ヒツジグサがあったが、土砂で池が埋まっていくにつれ、
ミツガシワに変わりつつあるそうです。

ここでは、雨乞いの山の神・モチの木・シャクナゲなど目につきます。

赤い実は、6月頃白い花をつけているオオカメノキです。


地元の小曽部の人たちが笹を刈りはらった登山道の脇に
ハンゴンソウの花です。


山頂に近い尾根には、少しですが天然林が残されています。
コメツガ・ブナ・ウラジロモミ・天然カラマツなどの根元に、イチヨウランです。


11:50 笹を幅広く刈ってある尾根道を辿ります。


チョウセンマツ(チョウセンゴヨウマツ)が群生しています。
れっきとした日本産ですが、単体で生育することが多く、
このように集まっていることが珍しいそうです。


12:00 頂上への最後の急坂です。


山頂には、三角点や標柱などがあり、奈良井川・九里巾などの樹木のつながりが良く分かります。
また、塩尻峠の方向には、諏訪湖が望めるのです。

八ヶ岳は雲にかくれています。(クリックして大きくしてね。)

にかじられたと言う標柱と三角点です。
 
南西の方向にも、藪を切りはらった展望場所がありますが、雲が多くて見えませんでした。

山頂でゆっくり昼食をとり、 13:15 来た時と同じ道を下り始めます。

 
14:00 新池です。 この付近から下は、手入れされたカラマツ林が続きます。


15:00 駐車場所へ到着です。  約6時間半の山歩きでした。 

塩尻市役所の皆さん・ボランティアの皆さんお世話になりました。
貴重な経験ができ、ありがとうございました。 

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